立ち方を忘れてしまった?

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5ヶ月前の話で、

施術所に1本の電話がかかる。

 

どうやら庭で木の手入れをしていたら、

足を滑らせて転倒してしまったそう。

立ち上がろうにも力が入らずに動けない状態。

 

すぐにお宅へ訪問すると雨が降る中、

家族に傘をさしてもらったままで

庭にうずくまっている男性の姿。

 

右足をパッと見たら

『あっ、これは折れている』と

すぐにわかる状態。

 

男性に肩を貸して、

何とか縁側に移動して応急処置を行う。

 

転んだばかりときは

痛みをあまり感じていなかったが

時間の経過と共に

痛みと寒気が襲ってくる。

 

すでに夜の8時を超えていて、

タクシーで病院に向かうと即入院。

手術することになった。

 

最近になり、手術を終え退院した

男性から電話があり来院される。

 

右足首は腫れたままで、

歩くのはずっと左足重心。

右足に体重をかけるとまだ痛みがあり、

つま先が上に向かない状態。

 

足をかばって歩く為に、

骨盤が歪み、姿勢は悪くなる。

 

後ろから歩き方を見ていた家族から

「めっちゃ身体ゆがんでんで」と

言われて気が付く。

 

よくよく足を見てみると

骨は付いてるけど、

関節はズレたまま。

 

そりゃあ、腫れも引かなきゃ、

痛みも取れないですよね。

 

もちろん関節がズレたままなので、

足首を動かすとポキポキ音が鳴るし、

引っ掛かって動きが悪い。

 

まずは足首の関節を入れ直すと、

足首のポキポキは鳴らなくなる。

 

骨盤の歪みを取り、首の位置を調整すると、

徐々に右足に体重がかけられる様になる。

 

立ったままで、足首を少し触ると、

身体が勝手に揺れ出し、

自分が楽に立ち位置を探し始める。

 

しばらく揺れるとある位置で身体が止まる。

身体が自分の重心を見つけ立ちやすいと感じたから。

 

その立ち方で歩くと、

先程までのひょこひょことした歩き方が、

スッスッと歩ける様になっている。

 

右足に体重をかけても痛みはあまり無くなり、

後ろから見たときの身体の歪みも整っている。

 

本来なら、もっと早くこの状態になっていたはず。

なのに足首を怪我をしてから、

足をかばって歩いているうちに、

身体がゆがんでしまい、

その身体のゆがみを身体と頭が覚えてしまった。

 

いつの間にか、

怪我をする前の歩き方や

立ち方を忘れてしまっている。

 

足の腫れはちゃんと足の裏が着かないと

なかなか引かない。

足の裏がきちっと着くことで、

体液の循環が良くなる。

 

だから痛みを避けて体重をかけられない間は

なかなか足の腫れが引かない。

 

足の腫れが引かないから、

足首はいつまで経っても動かない。

 

動かなければ血液は流れないし、

酸素も栄養もいかない。

 

身体がどんだけ修復しようとしても、

なかなか治らないですよね。

 

人間はこの小さな足の裏で

全体重を支えて生きている。

 

もしこの足の裏がちゃんと着けていなかったら、

その上の状態はどうなんだろう?

 

全部崩れていきますよね。

 

膝が痛い、腰が痛い、肩が痛い、首が痛い・・・

立ち方一つで変わる事が多い。

 

みんな、いつの間にか立ち方を忘れている。

意識の中に立てていたころの情報は

ちゃんと残っているんだけどね。

 

立ち方を思い出したら、

明日からの生活変わるでしょうね。

 

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