原因がわからない右肩の痛み

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1年程前に腰痛で来院されていた30代の男性。

久々に予約の連絡が入る。

 

ここからは来院されてからのやりとり。

 

 

「お久しぶりです。っていうかちょっと太りました?」

 

「太りましたよ~。ちょっとどころじゃないですけどね(笑)」

 

「どうしたんですか?また腰が痛くなったんですか?」

 

「いや、腰は全然痛くないんですけど、右の肩が辛抱出来ないくらい痛くて・・・」

 

「いつ頃から痛くなったんですか?」

 

「ここ1~2週間ですね。」

 

「最近、お酒とか油もの多くなってないですか?」

 

「それは・・・多いですね。」

 

「ちょっと肝臓と胆嚢の動き硬くなっいるみたいですよ。」

 

「肝臓と胆嚢ですか??」

 

「肝臓と胆嚢に負担がかかると右肩に痛みが出たりするんですよ。関連痛といって内臓ごとに痛くなる場所があるんです。」

 

 

よくよく話を聞いていくと、

昨年に仕事の管理者と馬が合わなくなり、

動けなくなって寝込んでいたそう。

 

ストレスがかかって自律神経に乱れが出ると、

肝臓に負担がかかってくる。

 

そうなってくると肝臓が下垂してきて、

下の胆嚢を圧迫してしまう。

 

肝臓で胆汁(脂肪を分解する消化酵素)を作って、

胆嚢に貯めているんだけれども、

臓器の位置がズレてくると働きが落ちてくる。

 

そんな状態でお酒や油ものを摂っていたら?

アルコールと脂肪の分解がしづらくなる。

内臓にはますます負担がかかってくる。

 

肝臓が下垂すると上の臓器が下に引っ張られる。

上の臓器といえば・・・心臓。

 

心臓が引っ張られているって、

イメージしただけでも何だかヤバそうですよね。

 

心臓はポンプの働きで全身に血液を送っている。

心臓の動きが悪くなれば、

血液が行きわたらなくなる。

 

血液が少ない状態で動いていたら、

そりゃあしんどくなりますよね。

筋肉にも内臓にも酸素と栄養が行かないわけなので。

 

酸素が無い状態で動いているのは、

いつも100mダッシュしているのと同じ。

1日の生活で身体が持たないわけです。

 

立った姿勢を確認すると

右足に体重がかかっている状態。

 

肝臓と胆嚢って身体の右側にあって、

さらに右足に体重がかかっていたら、

明らかに右のお腹は圧迫を受けている。

 

実際に身体を触っていくと、

後頭骨と頸椎の間がせまくなっている。

カメが頭を甲羅に引っ込めている様な感覚。

 

後頭骨を上に引き出すと左側はスッと上がってくるけど、

右側は硬くてなかなか上がってこない。

 

次に肝臓に引っ張られている心臓の位置を調整し、

心臓の中にたまっている老廃物を排泄させる。

 

心臓の後は肝臓、胆嚢と調整していき、

臓器のデトックスとクリーニングを行っていく。

 

これで立ってみると、

まだ少し右重心になっている。

 

しばらく右足に体重がかかっていたので、

骨格に歪みがでていたもよう。

重心が身体の真中にくるように骨格を調整。

 

 

「はい、これで右肩の痛みはどうですか?」

 

「・・・痛くないですね。えっ、なんで??」

 

 

痛みを起こしている場所は右肩だけれども、

右肩は結果として症状が現れた場所。

 

原因は別の場所にあって、

その人の生活の背景に隠れているモノ。

 

そこがわからないとなかなか症状は変わらない。

 

例えば水漏れしているのに、

漏れている水だけバケツですくってたって、

いつまでも水は漏れてくる。

 

どこから水が漏れているのか、

何が原因で漏れているのかがわからないと

変わらないですよね。

 

それと一緒なんです。

 

自分の身体の症状、

漏れている水の方ばかり見ていませんか?

 

自分の身体の声に耳を傾ける必要が

あるかもしれませんよ。

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コメント

  1. 古川美子 より:

    私も今朝から右肩が痛くて、換気扇の紐を引っ張るだけでも痛い
    中々診察して貰いに行けないのが残念です

    1. fujihara-junsuke より:

      こんばんは。
      右肩の痛みは内臓や股関節の影響があるかもしれませんね。
      お忙しいでしょうが、どこかでお時間をみつけてきて頂ければと思います。

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