2018年 2月 の投稿一覧

馬と壁に挟まれて肋骨骨折・・・からの腰痛!?

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今回は、先日来院された60代男性のお話し。

 

来院のきっかけになったのは、

肋骨が6本折れてからしばらくして、

腰と左足に痛みと痺れが出てきたから。

 

この方は獣医さんで、

競馬場で馬の治療をされている。

 

馬の治療中に馬のお尻と壁に

かなり強く挟まれて肋骨を骨折。

 

本人の記憶には無いけれど、

周囲の話によるとそのときに

ドンと尻餅もついていたそう。

 

肋骨が6本も折れているのに

日常生活ではあまり痛みがないらしく

本人も不思議がっていた。

 

ただ腰と左足の痛み、しびれが出てきて

それがなかなか取れない。

 

病院で腰のレントゲンを撮ってもらったけど

何も異常なしとの診断。

 

痛み止めを飲んでいたけれど、

痛みは治まらず胃の調子が悪くなるだけ。

 

そこで来院して頂いたという流れで、

実際に身体をみさせていただくと、

明らかに右肋骨の前後の幅が広がっている。

 

右肋骨を前から圧迫すると痛みがある・・・

けど、これは肋骨だけの痛みじゃないみたい。

 

では腰の方はどうかというと、

腰椎も骨盤も股関節にも異常なし。

 

という事はやっぱり、

腰より上の問題か・・・

 

次は首のチェックをすると

あらら、結構捻じれている。

 

若いときにラグビーをしていて、

何回か痛めていたみたい。

 

まずは首の捻じれをとって、

次は肝臓の位置を調整。

 

右肋骨が折れたときに

肝臓の位置にズレが生じていたので、

この部分も調整。

 

肝臓の位置が正常に戻ると

右肋骨を前から押さえたときの痛みが

かなり軽減される。

 

あとは首から骨盤にかけての

背骨と神経のねじれ、ゆがみを

丁寧に取り除いていく。

 

ここまで調整すると、

右肋骨の前後径が少なくなって

胸の形の左右差が無くなる。

 

「はい、では立って歩いてみてください。」

 

てくてくてく・・・

 

「あれ?今は痛くないですね・・・」

 

てな感じで。

 

今回の腰と左足の痛みは、

肋骨骨折による肝臓のズレ

元々の首の捻じれが

関係していた。

 

肝臓には内臓の血液が戻ってくるので

肝臓の位置がズレて流れが悪くなると

腹部がうっ血してしまう。

 

腹部に血液が溜まり圧が高くなると

腹部にある腰の筋肉や神経を圧迫するなどの

影響が出てきてもおかしくはない。

 

さらに痛み止めを飲むことで

胃の調子が悪くなり、

余計に症状を悪化させている。

 

もちろん、痛み止めを使った方がいいときもある。

けれども使わなくいいパターンの方が圧倒的に多い。

 

まだまだ痛み止めに依存している人が多いのが現実。

 

すこしずつでも、

自然治癒力を活かして

元気になる人を増やしていかないと。

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難病による足のしびれ・・・ではなかった!?

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今回は東京でお会いした

クライアントさんのお話。

 

50代後半の男性でお寿司の板前さん。

 

9年前に右手がしびれ、病院に行くと

難病指定の後縦靭帯骨化症と診断される。

 

そのときは首の手術をして

手の痺れは取れたものの、

半年前から両足のしびれが出始める。

 

歩きにくさがあり、

座った状態から立ち上がってからの

歩き始めは特に歩きにくい。

 

少し急いで小走りをすると

5~6歩で足がもつれてしまう。

 

難病指定の後縦靭帯骨化症と

診断された時点で、

もう治らないと諦めつつも、

産まれたばかりのお孫さんの為、

仕事を続けて行く為に

何とかならないかと

相談にいらした。

 

まず問診をしつつ、

身体を観察し問題点を洗い出す。

 

ん?

この足のしびれは首じゃないなぁ・・・

 

左股関節の開きが悪くなって、

右肩が内巻きになり下がっている。

 

立ち姿勢をチェックすると

右足に体重が多くかかっている。

 

検査をして説明をしていると、

右の鼡径ヘルニアになっている事が判明。

 

そりゃあそうでしょうね。

それだけ右足で立っていたら、

右の股関節に圧がかかった影響で

右下腹部の内圧が上がり、

逃げ場を失った腸が

前に飛び出てきてるんだから。

 

大方のチェックを終え、

身体の状態を説明していく。

 

『この足のしびれ、後縦靭帯骨化症の影響ではないかもしれないですよ。』

 

「えっ?そうなんですか?」

 

『はい、なので、首を触らずに施術して変化を確認していきますね。』

 

という事で、

まずは頭から触っていく。

 

頭を触ってしばらく待っていると、

クライアントさんが変化に気づく。

 

「左足にすごく血液が流れている感じがします!!」

 

『硬かった左股関節が緩んで血液が流れ始めたんですね。』

 

「あっ、次は右足がゾワゾワしてきました。」

 

『いい感じですね~。身体が良くなろうと動いてくれていますね。』

 

なんて事を話しながら施術をしていく。

 

問題点を調整して立ってもらうと、

左右の足がしっかりと地面を踏みしめ、

右足重心だった身体が真っすぐになっている。

 

歩いてもらうと

「さっきより歩きやすくなっています!

足のしびれも3分の1位になってます!」

 

『首を触っていないのにこれだけ変化するって事は、

やっぱり首からの影響ではなかったみたいですね。

これだったら足のしびれは良くなりそうですね。』

 

よくある事だけれども、

骨が変形しているからとか

軟骨がすり減っているからとかで、

必ず痛みが出ているとは限らない。

 

それよりももっと大事なのは、

なぜ骨が変形しなければいけない状態だったのか、

なぜ軟骨がすり減る様な力がそこにかかっていたのか、

という原因のほう。

 

そうじゃないと、

変形した骨だけ形を整えても、

原因が残っていれば

また骨は変形をし始める。

 

例えば、

水道の蛇口が開いた状態で

水が出っぱなしだとする。

 

出た水を一生懸命すくっても、

蛇口が開いたままでは

水は次から次から出てくる。

 

水は症状、蛇口は原因。

 

蛇口を締めなきゃ、水は止まらない。

原因を解決しないと症状は出続けるので。

 

今回のパターンも、

後縦靭帯骨化症 = 足のしびれ

後縦靭帯骨化症は難病指定だから治らない。

だから足のしびれは取れない。

みたいな流れになってしまっていた。

 

頭が治らないなんて思っていたら、

身体の修復力が正常に働くわけがない。

 

頭が治るかも?と思った瞬間から、

身体は治癒を始める。

 

それだけ意識は大事。

意識次第で得られる未来は大きく変わる。

 

あなたどんな未来を選択しますか?

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原因不明??背中の痛み

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京都へ出張施術に行ったときのお話。

 

30代前半の女性で4~5年前から

背中の痛みが続いているとの事。

 

病院で検査をしてもらっても

骨の変形やゆがみもなく、

異常なしと診断された。

 

ご自分で背中の痛みについて

インターネットで調べていると

内臓の病気の可能性かも・・・

と、不安になりながらも、

内臓の検査はせずに

だましだまし過ごしてきた。

 

治療を受けに行こうとも考えたけど、

初めて会う知らない人に

身体を触られるのには抵抗がある。

 

という事で、今回知人からの紹介で

施術をさせて頂くことに。

 

色々と身体のチェックをしていくと

左の股関節の開きが悪く、

右肩がえらく前に出ている状態。

 

脈を診ると肺が動きにくそうで、

呼吸が浅く酸素が回っていない感じ。

胆のう、脾臓、左腎臓も

動きが硬くなっている。

 

左足首は関節がズレてしまっていて、

動きの途中で引っ掛かっている。

 

検査の結果を説明していくと、

クライアントさんの顔が

あっ!!という感じに。

 

『いつも左足に体重がかかっていて、

バッグは右肩にかけています。

呼吸は気がつくとしてないです。

以前、左の踵が痛いときがありました。』

 

『そうですよね~。』

 

深呼吸をしてもらうと、

胸は動くけどお腹は動かない。

横隔膜を使った腹式呼吸が出来ていない。

 

酸素がちゃんと入らないと

身体はなかなか良くならないですよね。

 

その辺りの問題点を

ちょこちょこっと修正。

 

はい、これで立ってみると、

両足に均等に体重がかかり

さっきまで気になっていた

背中の痛みも楽になっている。

 

あとは重心がみぞおちの

辺りまで上がっていたので

臍下丹田まで下ろして終了。

 

まぁ、ほとんど何もしてないけど、

実はクライアントさんが

自分の身体の状態に、あっ!!っと、

気付いた時点で身体の治癒は始まっている。

 

頭が身体の状態を正しく認識することで

本来の姿へ変えていこうとする。

 

身体には自然治癒力という

最高のお医者さんがいる。

 

身体に傷ができたら

勝手に治っていくのと同じで、

身体にエラーがあれば

そのエラーを修復していくのが

当たり前の状態のはず。

 

ただ、身体のエラーを

頭が認識出来ていなければ?

 

治癒は始まらない。

 

だって頭ではどこも悪くないと

思っているんだから。

 

このパターン、すごく多い。

 

自分の身体がどんな状態なのか、

自分自身でわからないって

とっても怖い事。

 

みんなは、自分の身体の感覚と

意識の感覚はマッチしてる??

 

少し意識してみる必要があるかも・・・

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